常備は「常に備えている状態であること」。
特定のものが常にある、使える状態にあるといったケースで使用する言葉になります。
常備はそのまま使うこともありますが、常備薬という表現が有名です。
常用は「常に使用すること、普段から使っていること」。
こういった意味で使用する言葉になります。
常用漢字という表現が特に有名と言えます。
「常備」の意味
常備とは、常に備えている状態であることです。
何らかのものを常に備えている状況で使っていきますが、たいていは常にないと困る、なくなったら心配と言えるものに関して使用していきます。
したがって、常に自分の家にあるように備えておく、定期的に買っていくなどの状況となるのです。
常備薬という言葉がそれなりに有名ですが、それ以外でも使用できると言えます。
「常用」の意味
常用とは、常に使用すること、普段から使っていることです。
こういった意味であり、常備とはやや意味が異なっていると言えるでしょう。
ただ、常用の場合には常用漢字という言い方が特に有名です。
普段から私たちが使っている漢字であり、日常において使用される漢字という意味になります。
でも、それ以外のシーンでも使うことはできるはずです。
「常備」と「常用」の用法や用例
「このお菓子に関しては昔から食べていて、常に家にあるように頻繁に買っている。
常備しておかないと不安になるんだよな。
それくらい大好きと言えるんだよ。」
「常用漢字は普段私たちが見ている、使っているものを対象にしている。
ただ、常用漢字ではない漢字も存在していると言えるんだ。
漢字についてはそういう区別もできる。」
常備と常用はちょっと意味が違う
常備と常用に関してはちょっと意味が異なっています。
常備は常に用意してあることで、常用は普段から使っているという意味になります。
したがって、意味自体はやや違いがあると言えるのです。
ただ、普段から使っているということは、常に用意してあると言える場合もあるでしょうから、そのような部分では共通点があると評価できます。