涙ぐましいは「同情するような、憐れみを感じるような状況であること」。
いろいろな機会で使えますが、たいていは努力に対して使っていく言葉と言えます。
涙ぐましい努力という表現はかなり有名です。
健気は「年齢が低い人や力が弱い人が難しい物事に立ち向かっていく状況であること」。
可哀想とか、憐れみを感じるような光景に対して使うため、涙ぐましいに意味は近いです。
「涙ぐましい」の意味
涙ぐましいとは、同情するような、憐れみを感じるような状況であることです。
思わず同情してしまうような状況で使いますけど、多くの場合には努力に対して使うと言えます。
したがって、使用する場面はそれなりに限定されるとも言えるのです。
涙ぐましいという表現に関してはそれなりに有名であり、いろいろな状況において見聞きすると言えるのではないかと思われます。
「健気」の意味
健気とは、年齢が低い人や力が弱い人が難しい物事に立ち向かっていく状況であることです。
弱い立場にあるとか、状況的に難しいなどのケースにおおいて、果敢に立ち向かっていくようなケースで使う言葉です。
同情するような感覚になりやすいため、涙ぐましいと同じような意味を持っていると評価できるでしょう。
知名度もだいたい同じくらいです。
「涙ぐましい」と「健気」の用法や用例
「涙ぐましい努力をしてきた結果、ここまで上達することができた。
やっぱり練習をすることは大切だ。
地道な努力を積み重ねていくことで、実力は上向いていくんだよ。」
「新入社員と言えども、あそこまで上司に対して意見を言っていく姿を見ると、本当に健気だなと思えてくるよ。
俺だったらああいった態度をとることはできないだろうから。」
涙ぐましいと健気は意味が似ている
涙ぐましいと健気については割と意味が似ていると評価できます。
ともに思わず同情してしまうようなシーンで使っていくことができる言葉になるのです。
したがって、そこに関しては覚えておいた方がいいです。
ただ、知名度は同じくらいと言えますから、使用頻度はそこまで変わらないと評価できると思われます。
かなり区別しづらい言葉です。