遼遠は「はるかに遠いこと」。
特定の場所や人まで、かなり距離が開いていると言えるケースで使っていく言葉になります。
前途遼遠という言葉が非常に有名です。
悠遠は「時間的、空間的にはるかに遠いと言える状況のこと」。
こちらもはるかに遠いという意味ですが、時間的にも遠いケースで使えるので、そこはポイントになります。
「遼遠」の意味
遼遠とは、はるかに遠いことです。
遼遠に関しては、そのまま使用するよりも前途遼遠という言い方をする方が多いのではないかと思われます。
達成したい目標などがまだ遠くにある、しばらくは時間がかかりそうという意味で使われることが多い表現になると言えます。
前途遼遠はそれなりに有名な表現になるので、多くが知っていると言えます。
「悠遠」の意味
悠遠とは、時間的、空間的にはるかに遠いと言える状況のことです。
遼遠と意味は似ていますけど、時間的にも空間的にも遠いという言い方になるので、そこはポイントと言えるでしょう。
そして、知名度で言えば、悠遠という言葉はあまり高くありません。
したがって、これに関しては知っている人はかなり少ないと思われるのです。
「遼遠」と「悠遠」の用法や用例
「俺が今抱えている目標に関しては、前途遼遠だと思う。
達成できるとしても、それがいつになるかは分からない。
でも、目標があるからこそ、今日を頑張って生きることができるんだ。」
「遠距離恋愛だと、愛しい存在が非常に遠くに感じられる。
まさに悠遠とも言える状況なのだが、電話などをするとすごい近くにいるような気がして、それで救われるよね。」
遼遠と悠遠は意味が似ている
遼遠と悠遠はかなり意味が似ている言葉と言えます。
どちらも特定の対象に関して、離れているという意味で使うことができるのです。
時間的にも、空間的にも距離があると言えるようなシーンで使うことが多いでしょう。
そして、遼遠に関しては、前途遼遠という言い方が特に有名で、そういう使い方を特に覚えておいた方がいいです。
