対岸は「自分から見たときに向こう側にある岸のこと」。
そのままの意味です。
対岸という言葉を使うときというのは、たいていは対岸の火事などの表現を使うときです。
向こう岸は「川、海峡、湾などの反対側の岸のこと」。
意味は対岸とほぼ変わりませんが、向こう岸は特に有名な表現はないので、頻繁に使用されることはないと言えるはずです。
「対岸」の意味
対岸とは、自分から見たときに向こう側にある岸のことです。
日常生活において使う機会がほぼない言葉に思えるかもしれないですけど、対岸の火事といった有名な言葉があります。
自分にとって関係ない、他人事のような状況を表す言葉になります。
こういう表現はたまに使われるので、そこに関して知っておくといいのではないかと思われます。
「向こう岸」の意味
向こう岸とは、川、海峡、湾などの反対側の岸のことです。
対岸と同じようなシーンで使っていくことができますが、向こう岸の場合には、日常生活ではまず使用しない表現になるでしょう。
向こう岸の場合には、それ単体で使うしかありませんから、実際に使用するシーンはかなり乏しいです。
対岸の火事のような有名な言葉もないので。
「対岸」と「向こう岸」の用法や用例
「俺の友達が借金取りから逃げ回っているらしく、日々非常に大変な毎日を送っているみたいだ。
俺は借金はしないから、完全に対岸の火事と言える状況だな。」
「向こう岸に渡るには、どうしても船が必要だろう。
泳いで渡っていくのはさすがに危険だと思う。
いくら泳ぎが得意だといっても、リスクが非常に大きいと言えるはずだ。」
対岸と向こう岸は使用頻度が異なる
対岸と向こう岸については元々の意味はほぼ同じです。
しかし、これらの言葉は使用頻度の面において違いがあるのです。
というのも、対岸については対岸の火事という有名な言葉あり、そういった表現がよく使われます。
しかし、向こう岸についてはそのままの意味で使うことがほとんどであり、日常生活ではほぼ使われないのです。