従えるは「誰かを引き連れている状態のこと」。
たいていは自分の命令を聞いてくれる存在が複数人そばにいるようなケースで使用していく言葉になります。
率いるは「多くの人たちの先頭に立って、行動を指図すること」。
引き連れている状況に近いので、従えるに近い意味と言えます。
同じような場面で使うことができる言葉になります。
「従える」の意味
従えるとは、誰かを引き連れている状態のことです。
自分にとっての部下や子分がいるような状況と言えるでしょう。
基本的には自分のために動いてくれる存在であり、かなり便利な人間と評価できます。
でも、従えるという表現はそれなりの地位にある人が使うことが多いです。
多くの人たちがその人のために動くような状況じゃないと厳しいでしょう。
「率いる」の意味
率いるとは、多くの人たちの先頭に立って、行動を指図することです。
グループの中で先頭に立つことができるような、そういう人物が使う言葉になるでしょう。
でも、状況としては従えるにかなり近いと評価できると思われます。
傍から見れば、光景としては同じでしょう。
従えるも結局のところは、命令などをすることになるでしょうから。
「従える」と「率いる」の用法や用例
「あの組長は多くの舎弟を従えている状況で、迫力を感じられる。
そこに大きな威圧感があるんだよな。
そのため、なかなか手を出しづらい状況であると言えるのではないか。」
「これだけ多くの部下を率いて仕事をしたことがないから、今回のような状況は非常に大きな緊張感を覚えているよ。
みんなちゃんとついてきてくれるかな。」
従えると率いるは同じような意味
従えると率いるは光景としてはかなり似ていると言えます。
どちらも自分が複数人を連れているような状況であり、自分が先頭に立っているような光景を指しているのです。
そのため、その複数人は自分の意志に基づいて行動してくれるという前提があります。
これらの言葉は違いを見つけるのが困難であるため、同じような意味と解釈できるでしょう。