快走は「快調に走ること、他の人たちを引き離して走ること」。
状況として、非常に順調という意味が強いです。
また、レースにおいては他の選手と実力差を見せつけるような状況と言えるでしょう。
力走は「力の限り走ること」。
つまり、力がある限り走る状況なので、限界がそこそこ近いと言えるシーンで使われやすい表現になります。
「快走」の意味
快走とは、快調に走ること、他の人たちを引き離して走ることです。
マラソンとか、長距離のレースで使われることが多い言葉になります。
ただ、走っているわけではないケースでも使うことがあります。
順位において、2位以下を大きく引き離しているときにも快走という表現を使うことがあります。
そこに関しても覚えておくといいです。
「力走」の意味
力走とは、力の限り走ることです。
力が残っている限り走り続けるということで、そろそろ力が尽きそうな感覚があったとき使われることが多いでしょう。
マラソンなど、かなり体力的にきつい競技をやっているときにぴったりの表現と言えます。
特にスポーツにおいてよく聞かれる表現なので、日常的に見聞きしやすいと言えるはずです。
「快走」と「力走」の用法や用例
「このチームは順調に首位を快走しているな。
2位以下のチームを大きく離しているから、これを逆転するのは厳しいだろう。
もう優勝は決まったも同然と言えるかもね。」
「さすがにフルマラソンはきつい。
完走できるか分からなくなってきたな。
でも、なんとか力走をして、最後まで走り切りたいと思う。
タイムがいくらとか気にしない。」
快走と力走は意味が異なっている
快走に関しては、何らかのレースにおいて首位を走っている存在が後続を大きく引き離しているケースで使っていく言葉になります。
でも、力走は力が残っている限り走るという意味であり、状況としては厳しいケースで使っていくのです。
だから、これらの言葉はシチュエーションに大きな差があると言え、意味にも違いがあると評価できます。