仕切るは「一連のものをまとめること、ある範囲の物事を掌握し処理すること」。
後者の意味の方が有名かもしれません。
物事を遂行するにあたって、先頭に立つような状況で使います。
区切るは「言葉や文章などに関して、意味や内容、音節などのまとまりで切れ目をつけること」。
言葉や文章で主に使うものの、それ以外のシーンでも使うことは可能です。
「仕切る」の意味
仕切るとは、一連のものをまとめること、ある範囲の物事を掌握し処理することです。
仕切るという行為は、何らかの物事を行うにあたって、自分がリーダーのように振る舞うといった意味があり、それに関して有名と言えます。
ただ、何かと何かを区別するために、一連のものをまとめる行為も仕切ると表現するので、そこは覚えておいてほしいです。
「区切る」の意味
区切るとは、言葉や文章などに関して、意味や内容、音節などのまとまりで切れ目をつけることです。
本来はこういう意味ですけど、それ以外の場面でも使えなくはないです。
言葉や文章のみならず、例えば場面でも区切るという言い方をします。
一区切りなどと表現して、それ以前とは違う場面であることを強調するようなケースがあるのです。
「仕切る」と「区切る」の用法や用例
「あの人が仕切っているのは、いささか違和感があるんだけど。
別にリーダーでもないし、経験豊富なわけでもない。
なのになんであんなにやる気になっているのだろうか。」
「とりあえず今日はこの辺にしておこう。
切りのいいところまで進めることができたから。
ここまでを一区切りにして、明日新しい章を呼んでいこうと思うんだ。」
仕切ると区切るはやや似ている意味
仕切ると区切るに関しては、それぞれ違う意味も持っていますが、同じ意味も存在しています。
仕切ると区切るも一定のまとまりで分けるような意味が存在しているのです。
したがって、そこについては割と似た意味と評価できるのです。
どちらも日常生活において使用する可能性がそこそこあるため、ここはちゃんと覚えておくべきでしょう。