急流は「水の流れが非常に速いこと」。
基本的には川とか、そういう場所で使っていく言葉になります。
日常においてはあまり見ない状況でしょう。
激流は「激しい勢いの流れのこと」。
基本的な意味は急流と変わらないものの、こちらの方がより流れが激しいので、そういった部分で一応の違いを見出すことはできると思われるのです。
「急流」の意味
急流とは、水の流れが非常に速いことです。
単純に川などにおいて、その流れがかなり速いと感じられるシーンで使っていきます。
身近なところで急流と言えるような存在があるケースは珍しいかもしれません。
ただ、そういう川などは確実に存在しており、いずれは使用できるケースに遭遇する可能性があります。
そこは理解しておくべきです。
「激流」の意味
激流とは、激しい勢いの流れのことです。
流れが激しいという意味なので、急流にかなり近い意味を持った言葉と評価できるでしょう。
でも、急流と比べると、その流れがかなり速いと言えるケースで使うので、激流の方が珍しい存在かもしれません。
そういう表現が可能な川などはどこかで見られる可能性が十分に考えられるでしょう。
「急流」と「激流」の用法や用例
「これだけの急流だと、この川を渡るのは危険だ。
流されてしまうかもしれない。
したがって、迂回して別のところを通った方がいいんじゃないかと思えるんだよね。」
「水害が発生すると、街の中が洪水と言える状況になり、まさに激流の光景となる。
人はもちろんだが、家などが流されてしまう可能性もあるだろう。
本当に怖い状況だよね。」
急流と激流はほぼ同じ意味
急流と激流はともに流れが非常に速い状況を指しています。
ただ、この2つにおいては、激流の方がややスピードが速いと言える可能性があるでしょう。
具体的に説明することは不可能であるものの、ニュアンス的にはそうなります。
意味としては同じであるものの、程度まで全く同じではないという言い方ができるので、そこは覚えておきましょう。