斡旋は「交渉や商売などにおいて、両方の間に入って事が上手く運ぶように取りはからうこと」。
いろいろな場面で使われる表現であり、仲介をするような役割に対して使用される言葉になります。
周旋は「売買や雇用などにおいて、仲に立って取り持ちをすること」。
こちらも仲介の役割を果たす状況において使うので、斡旋と意味は変わりません。
「斡旋」の意味
斡旋とは、交渉や商売などにおいて、両方の間に入って事が上手く運ぶように取りはからうことです。
要するに仲介業を行っている人を指すことが多いですが、必ずしもビジネスとしてそれをやっているとは限りません。
ボランティアのような行為として斡旋をしているケースも考えられます。
たびたび使用されることがある言葉と言えます。
「周旋」の意味
周旋とは、売買や雇用などにおいて、仲に立って取り持ちをすることです。
売買や雇用において仲介をするときに使う言葉になります。
場面は多少違うものの、意味としては斡旋とほぼ同じです。
でも、斡旋と比べると知名度が落ちますから、そこはポイントになります。
つまり、周旋という言葉を見聞きする機会はかなり限られるはずなのです。
「斡旋」と「周旋」の用法や用例
「賃貸物件を借りるときには、不動産会社に斡旋してもらうのが一般的だ。
その分仲介手数料をとられることが多いが、便利だからついつい利用してしまうんだよな。」
「ハローワークに行くと、仕事を周旋してもらうことができるけど、必ずしも望ましいものに出会えるとは限らない。
むしろ自分に合っていないと感じる職も多く見つかるよ。」
斡旋と周旋はかなり意味が似ている
斡旋と周旋に関しては、意味がかなり似ています。
特定の人たちの間に入って、上手くいくように取りはからう行為と言えるでしょう。
したがって、違いは見出しづらいはずです。
しかし、斡旋は多くが聞いたことがある言葉だとしても、周旋に関しては知らない人が多くいるのではないかと思われます。
そこは一応の違いになると言えるのです。