従順は「素直であること、人に逆らわないこと」。
素直な性格で、人の言うことをそのまま聞く、守るという意味で使われます。
従順な人間はそれだけ重宝される面があるでしょう。
柔順は「素直であること、人に逆らわないこと」。
表記が異なるだけで、意味は全く変わりません。
従順と同じ場面で使用していく言葉になると言えるのです。
「従順」の意味
従順とは、素直であること、人に逆らわないことです。
特定の人の言うことに常に従う、逆らうことがないという意味で使っていきますから、その人にとっては操りやすい、都合のいい存在になりやすいという面があります。
そのため、従順というのは特定の人においてのみメリットを感じられる言葉と評価できる可能性があるのです。
「柔順」の意味
柔順とは、素直であること、人に逆らわないことですです。
結局のところ、意味は従順とほぼ変わりません。
同じ意味として使っていくことが可能であると思われます。
ただ、こちらの表記についてはあまり見かけないもので、馴染みを感じられる人は少ないのではないかと思われます。
そもそもこういう表記があること自体、知らない人もいそうです。
「従順」と「柔順」の用法や用例
「あの人に対しては従順にしておいた方がいいよ。
逆らう人間には容赦ないから。
平和的に暮らしていきたいのであれば、常にペコペコしておくのが理想と言えるだろう。」
「柔順である姿勢を見せると、それ自体が評価されることもある。
そういう部下が好きな上司は世の中に多いからな。
そこは頭に入れておいた方がいいと思うぞ。」
従順と柔順は基本的には意味は同じ
従順と柔順に関しては、どちらも素直である、相手に逆らわないという意味があります。
したがって、意味としての違いは特にないのです。
しかし、一般的には従順の方がよく使われるでしょう。
柔順という表記はあまり見られませんし、こういう表記自体知らない人もいるかもしれません。
だから、普通に従順を使っていけばいいと言えるのです。