根底は「土台を成している部分のこと、拠り所となっている部分のこと」。
基礎という言い方もできますが、特定の物事の根本部分、発端の部分と評価できるでしょう。
奥底は「奥深いところのこと」。
具体的な場所、地点を表す際にも使いますが、人間の心など目に見えない部分に対しても使うことがあるので、覚えておくといいです。
「根底」の意味
根底とは、土台を成している部分のこと、拠り所となっている部分のことです。
特定の物事の基礎部分と言え、そういった点に言及したいときに使用される言葉と言えるはずです。
根底という表現はたまに使われるものであり、言葉としてもそこそこ有名であると言えるため、この表現はしっかりと覚えておいた方がいいと言えるはずです。
「奥底」の意味
奥底とは、奥深いところのことです。
何かが奥深いところにある、そういったシーンで使っていく言葉になります。
ただ、どんなものを対象にするか?と言えば、いろいろなものが当てはまります。
したがって、具体的な意味ではないので、かなり幅広いシーンで使っていくことになります。
そんなにメジャーな表現ではないですけど。
「根底」と「奥底」の用法や用例
「今回の失敗の原因の根底には、この会社の体質の問題がある。
明らかに人手が足りておらず、そういう中で仕事をしていたことが問題だろう。
そこが解決しない限り、また同じ問題が起きるぞ。」
「この洞窟はまだまだ奥底が見えていない。
だから、できれば先に進みたいと思っているが、これ以上進むと出てこれなくなる可能性があるからな。」
根底と奥底は基本的に底を表す
根底と奥底はどちらも底を表す言葉です。
したがって、同じような意味であると評価できます。
しかし、根底は何らかの問題点などについて言及する際に使われる言葉ですけど、奥底はかなり幅広くいろいろな場面で使うことが可能です。
したがって、それぞれは使用する場面に差が出てくる可能性があるので、そこは理解しておきましょう。