一部始終は「特定の出来事などに関して、始めから終わりまでの部分のこと」。
つまり、最初から最後までずっと聞いていた、見ていたと言えるようなシーンで使っていく言葉になります。
一伍一什は「一から十までのこと、始めから終わりまでのこと」。
こういった意味の言葉であるため、一部始終との違いは非常に微妙です。
でも、一部始終の方がどうしても知名度は高いです。
「一部始終」の意味
一部始終とは、特定の出来事などに関して、始めから終わりまでの部分のことです。
始めから終わりまでを指しているため、要するに全体を意味する言葉と言えます。
たいていは何らかの話や光景に対して使っていく言葉であり、それを全部見ていていた、聞いていたと言えるようなシーンで使うことが多いです。
かなり有名な表現と言えます。
「一伍一什」の意味
一伍一什とは、一から十までのこと、始めから終わりまでのことです。
こちらも初めから終わりまでを指しているので、一部始終にかなり近い意味の言葉になると言えます。
でも、この表現に関してはあまり有名ではありません。
少なくとも一部始終ほどの知名度はないため、知らないとか、聞いたことがないという人もいると思われます。
「一部始終」と「一伍一什」の用法や用例
「俺は今回の一部始終を見ていたが、かなり口論になっていたみたいだった。
したがって、この2人に関してはかなり仲が悪い。
険悪な状況であると評価できるのだろう。」
「この映画を一伍一什鑑賞してみたけど、出来栄えとしてはイマイチだったと思う。
事前の予告編とかはかなりワクワクさせるものだったけれども、実際は微妙だったね。」
一部始終と一伍一什は意味は同じと言える
一部始終と一伍一什に関しては意味はだいたい同じです。
どちらも最初から最後までという意味を表しているので、区別すべき部分は特にありません。
つまり、こういった言葉は同様のシーンで使われ、その都度好きな方を使用するといいです。
でも、一部始終の方が有名な表現であるため、周囲が理解しやすいという点はあると言えます。