誤字は「表記や使い方を間違っている字のこと」。
何らかの文章の中にある一部分の字に関しては、表記そのものや使い方がおかしいと言えるケースで使っていきます。
たいていはその字を別の字に変えることで対処できます。
誤記は「文字や記号などに誤りがある状況のこと」。
基本的には何らかの字が間違っているときに使う言葉であるため、誤字とかなり似ています。
ただ、誤記は記号に対しても使う点がポイントです。
「誤字」の意味
誤字とは、表記や使い方を間違っている字のことです。
表記の仕方や使用方法が違うときに使う言葉なので、比較的いろいろなシーンで使用することができるでしょう。
誤字という言い方はかなりメジャーで、割と頻繁に見聞きする表現と言えるはずです。
誤字脱字という言い方が割と一般的ですけど、誤字単体でも使うことがあると言えます。
「誤記」の意味
誤記とは、文字や記号などに誤りがある状況のことです。
文字や記号に関して誤りがあるという意味では、誤字と似ている表現と言えますが、記号に対しても使える点は特徴的です。
だから、誤記という言い方はやや変わった意味を持っています。
でも、誤字と比べると見聞きするシーンは多くなく、マイナーな表現と言えるでしょう。
「誤字」と「誤記」の用法や用例
「誤字というのは無意識のうちにやってしまうもので、日常茶飯事の光景と言えるだろう。
だからこそ、日々注意をしていかないといけないとも言えるのだが。」
「新聞などを見ていると、たまに誤記に気付くことがある。
単に文字だけじゃなくて、明らかに記号においても間違った部分が見られることがあるんだが、ちゃんとしてもらいたいね。」
誤字と誤記はほとんど意味は同じ
誤字と誤記に関しては、ともに特定の文字などに誤りがあったときに使います。
誤字と誤記は厳密に言えば意味は同じではないものの、ほとんど同じ意味の扱いになっており、そこまで明確に区別されて使われている状況ではありません。
ただ、実際は誤字の方がメジャーな言い方であるため、使用頻度には差があると評価できるでしょう。