ドキッは「心臓の鼓動を表した擬音語のこと」。
「ドキリ」と言い換えると分かりやすい。
ドッキリは「芸人を騙す番組のもの」。
「騙し番組」と言い換えると分かりやすい。
「ドキッ」は心臓の鼓動のことで、他にも「ドックン・ドクドク、ドキドキ・ドックドック」などの擬音語があります。
「ドッキリ」は「芸人をドッキリさせるテレビ番組のこと」です。
「ドキッ」はビックリすること
「ドキッ」は心臓の鼓動音を擬音語にしたものです。
転じて「心臓がドキッとする程、驚くこと」となりました。
「ドキッとした」と使い、「ドキリとした」と同じです。
「誰もいないと思っていたら、不意に人が現れドキッとした」「暗闇に何かがうごめいていたのでドキッとした」と使い、「ビックリした、うろたえてしまった」などの意味に使います。
「ドッキリ」はテレビ番組のこと
「ドッキリ」は芸人を騙してネタ晴らしをするテレビの人気番組のことです。
芸人が標的にされ、周囲の出演者も含めてその芸人を騙すという番組です。
何も知らない人を窮地に追い込み、土壇場でネタ晴らしを行うもので「ドッキリ大成功」などと言います。
騙される方も騙されないように、日頃から用心をしていても騙されるという面白さもあります。
「ドキリ」と「ドッキリ」は語源的に同じもの
「ドキリ」も「ドッキリ」も語源としては「心臓音」ですから同じです。
「驚く」と言うことも同じなのですが、言い方が少し誇張されているのです。
「ッ」が入ると強調されることがあります。
例えば「バカ」は「バッカじゃない」、「バタリ」は「バッタリ」、「ピタリ」は「ピッタリ」、「やはり」は「やっぱり」などと表現します。
「ドキッ」と「どっきり」とは
「ドキッ」は心臓の音のことで、擬音語になり、他にも「ドキドキ、ドクドク、ドックンドックン」などがあります。
「ドキッ」は「驚いた、うろたえた」などの意味に使います。
「ドッキリ」は語源としては心臓音ですが、「ドキッ」と言う言葉を強調したものです。
テレビの番組として人気があり、何も知らされていない芸人を出演者と一緒になり窮地に陥れて最後はネタ晴らしで終わるというものです。