飽き飽きは「同じことが何度も続いている状況に対して、いい加減にやめてくれと感じる状況のこと」。
要するにしつこいと感じている状況で、それに対して嫌悪感を抱いているケースで使っていくのです。
うんざりは「これ以上我慢できないと思うほど嫌になってしまう状況のこと」。
いろいろなシチュエーションで使うことができるので、かなり幅広い場面でのしようが想定されます。
意味は飽き飽きとほぼ同じです。
「飽き飽き」の意味
飽き飽きとは、同じことが何度も続いている状況に対して、いい加減にやめてくれと感じる状況のことです。
しつこいという感情が芽生えているシーンで使う言葉であり、飽きたという気持ちをより強く表現しているわけです。
飽き飽きという言葉は、つい口から出てしまうようなものなので、割と多くの人たちが使っている可能性があります。
実際に使用している本人にとっては、割と怒っているケースが多いと言えるでしょう。
「うんざり」の意味
うんざりとは、これ以上我慢できないと思うほど嫌になってしまう状況のことです。
感情としては、飽き飽きにかなり近いものであり、同じような状況を示していると言えます。
したがって、飽き飽きと同じような場面で使えるのです。
ただ、そういう感情が生まれた理由については、飽き飽きとはちょっと違うので、そこは覚えておきましょう。
「飽き飽き」と「うんざり」の用法や用例
「お前はミスをするといつもその言い訳だな。
毎回同じ言い訳を聞かされる側にとってはもう飽き飽きだよ。
毎回同じ原因で失敗しているなら、それをなんとか防ぐ手立てを考えろよ。」
「この会社は薄給のくせに残業ばかりで社員をこき使うのよね。
こんな状況はいい加減んうんざりなんだけど、転職する当てもないから、ここで働き続けるしかないのか。」
飽き飽きとうんざりは同じ感情を表している
飽き飽きとうんざりはともに大きな嫌悪感を抱いている状況であり、そういう部分では共通点があります。
したがって、これらの言葉は同じようなシーンで使っていくことが可能です。
しかし、飽き飽きとうんざりはそういう感情を抱くに至った経緯の部分でやや違いがあるのです。
飽き飽きは同じことの繰り返しが原因であることが多いので、そこは理解しておきましょう。