ブレーカーは「過電流を感知して電気を遮断する装置のこと」。
「遮断機」と言い換えると分かりやすい。
分電盤は「ブレーカーと一緒になっていて電気を各部屋に分ける装置のこと」。
「分割機」と言い換えると分かりやすい。
主ブレーカーが30Aとすると合計3,000W迄の電力が使えることになります。
ただし、分流した一つのコンセントは15Aまでですから気を付けて使う必要があります。
「ブレーカー」は契約電流で遮断
「ブレーカー」は主ブレーカーと小ブレーカーがあり、主ブレーカーは電力会社と契約者の間で上限が決まっているため、それ以上の電流が使われると遮断されます。
例えば30Aの契約であれば、それ以上となればブレーカーが落ちる仕組みになっています。
管理は電力会社にありますから。
契約者が触ることは出来ません。
アンペアの変更は電力会社が工事をします。
「分電盤」は契約者の管理
「分電盤」は「ブレーカーボックス」とも言い、分流された電流にそれぞれ子ブレーカーが付いています。
管理や所有権は契約者にあり、再分流などの工事も電力会社に関係なく出来ます。
引き込み線から流れる電流は一つですから、例えば住宅の場合、各部屋のコンセントが必要になり電流を部屋ごとに分ける必要があるのです。
一つのコンセントは15Aと決まっていますから、1,500W迄でそれ以上の使用はブレーカーが落ちる原因となります。
「ブレーカー」と「分電盤」の関係
「ブレーカー」は主ブレーカーと小ブレーカーとに分かれます。
「分電盤」には小ブレーカーがいくつもあります。
主ブレーカーの限度が30Aであれば、合計3,000Wの電力に耐えるのですが、小ブレーカーの一つの能力は15A、1,500W迄ですから、いくつにも別れた小ブレーカーつまりコンセントの一つでも15Aを超えると過電流を感知してしまいます。
「ブレーカー」と「分電盤」とは
「ブレーカー」は電流の遮断機のことです。
主ブレーカーは電力会社の所有物で契約電流しか使えません。
小ブレーカーは「分電盤」で分けられた電流の末端にあるコンセントの容量15Aを越すとブレーカーが落ちる仕組みになっています。
30Aの契約は合計値であり、一つのコンセントに15A以上が流れるとアウトになるのです。
そのため、たこ足配線は危険と言えるのです。