とめどなくは「際限がない、終わる気配がない状況のこと」。
つまり、いくら時間が経っても終わる気配が見えないという意味で使っていきます。
したがって、実際に使用するケースはあまり多くないでしょう。
果てしなくは「何かが終わりなく、延々と続く状況のこと」。
対象とするものはその都度違いますが、いろいろなものが終わらない、終わる気配が見えないといったシーンで使用するのです。
「とめどなく」の意味
とめどなくとは、際限がない、終わる気配がない状況のことです。
限界と言える状況が存在しなかったり、終わる気配が全く見られない状況で使っていきます。
いろいろなものを対象にすることができるので、意外と多用する可能性が高い言葉と評価できるでしょう。
実際はそこまで高い頻度で使っていくわけではないものの、知っておいた方がいいです。
「果てしなく」の意味
果てしなくとは、何かが終わりなく、延々と続く状況のことです。
こちらも終わりがない、ずっと続いていくという意味になるため、とめどなくと似たような言葉と言えるはずです。
果てしなくという言葉は何かの物事がずっと続いているというシーンで使うことが多く、こちらの方が使用シーンは限定されやすいと言える可能性があります。
「とめどなく」と「果てしなく」の用法や用例
「このチームは今年戦力補強をとめどなく行っている。
まだやるのかと思えるほどに続けているから、それだけ今年は本気なのだろうと評価できるわけだが。」
「人生というのは苦行が果てしなく続くようなイメージだ。
何かしらの試練を乗り越えても、いずれまた試練がやってくる。
そんな状況が延々と続いていく気がしてくるだよね。」
とめどなくと果てしなくは似たような意味の言葉
とめどなくと果てしなくは何かしらのものが終わらない、限界が見えないといった意味で使っていきます。
したがって、両者の意味の違いはほぼないと言えるのです。
意味において違いを見分けることは困難ですし、使用頻度が大きく変わるわけではないので、これらの言葉は区別をすることが難しく、主観的な使い分けになる可能性が高いです。