蛇行は「蛇のようにくねくね曲がりながら進むこと」。
真っ直ぐに進むのではなく、時々曲がりながら、ふらつきながら進んでいるような状況で使っていく言葉です。
人間の場合には無意識にそうなっていることが多いです。
くねくねは「道などが幾重にも曲がっていること」。
直線ではなく、曲がっているポイントがいくつもあり、歪な形になっているようなシーンで使う言葉になります。
「蛇行」の意味
蛇行とは、蛇のようにくねくね曲がりながら進むことです。
真っ直ぐ進むのではなく、時折左右に曲がりながら徐々に進んでいく様子を示しています。
基本的には人間がそういった状況になることが多いですけど、これを意図してやる人はほとんどいません。
多くの場合で、無意識のうちにそうなってしまっているケースと評価できます。
「くねくね」の意味
くねくねとは、道などが幾重にも曲がっていることです。
こちらは道に対して使用することが多いので、その点において蛇行とは違います。
しかし、道がどうなっているのかというと、蛇行しているような状況にも見えるので、似ている光景とは言えるはずですが。
でも、使用するシーンに違いはあるので、そういった部分で区別することができます。
「蛇行」と「くねくね」の用法や用例
「飲酒運転をすると、蛇行するようなケースがあり非常に危険だ。
本人が意図してやっていないとしても、周りの人たちにとっては怖くて仕方ないだろうし。」
「この道はなんでこんなにくねくねしているんだろうか。
こんな状況になっていると、頻繁に方向を変えていかないといけないから、歩いていく際にかなり大変に感じるんだよね。」
蛇行とくねくねは対象にするものが違う
蛇行とくねくねの意味はやや似ています。
どちらも曲がっている状況が確認できる言葉だからです。
ただ、蛇行は人間の進み方に対して使っていくものの、くねくねは道の形状に対して使っていくので、その点において大きな違いがあります。
したがって、そこをきちんと見極めて使用していくことが必要なので、覚えておくといいでしょう。