身ぐるみは「身体に着けているもの全部のこと」。
着ているもの、付けているものを全部指している言葉です。
身ぐるみを剥がすといった言い方が特に有名で、それ以外の表現はあまり使われません。
衣服は「着ているもの全部のこと」。
着ているものなので、アクセサリーなどの部分は含まない言い方です。
したがって、身ぐるみよりは範囲が狭くなります。
衣服という言い方はかなり一般的な言葉です。
「身ぐるみ」の意味
身ぐるみとは、身体に着けているもの全部のことです。
身体に着けているものであれば、何でも構わないという意味になりますから、そこが重要と言えます。
たいていは洋服が対象になりますけど、それ以外でもアクセサリーとか、帽子など、いろいろなものを対象するにすることができるので、そういったところがポイントになる言葉でしょう。
「衣服」の意味
衣服とは、着ているもの全部のことです。
着ているものになりますから、洋服が基本的には対象になります。
しかし、それ以外の小物などは対象にならないと言えるでしょう。
したがって、その点において身ぐるみとは明らかに違った意味と解釈できるのです。
身ぐるみと比べると、かなり一般的な言葉であり、衣服は誰もが使用したことがある言葉になります。
「身ぐるみ」と「衣服」の用法や用例
「この前財布を盗んだと疑われて、身体検査をされたんだが、そのときに身ぐるみを剥がされたよ。
そこまでしなくていいだろうと思ったから、あのときは屈辱だったな。」
「そろそろ季節も変わってきたし、衣服についてもちゃんと気を配らないといけないだろうな。
気温がこれから大分下がるから、厚着を意識していくべきだろう。」
身ぐるみと衣服は使用頻度に大きな違いがある
身ぐるみと衣服はどちらも着ているものを含んでいるので、同じような概念と言えます。
しかし、身ぐるみは洋服以外も対象にすることができるので注意です。
また、身ぐるみと衣服では使用頻度に大きな違いがあります。
身ぐるみは日常生活でそんなに使いませんが、衣服は普通に使用する言葉と言えるため、そこは覚えておきましょう。