「攻撃」は、戦いで攻めて撃つことです。

英語では「attack」「offense」「assault」で表されます。

「攻撃力は我が方が上」は「Our offense is superior to theirs.」です。

「総攻撃を開始した」は「The enemy launched a full scale attack」「The enemy launched an all-out attack」です。

「攻める」は、敵に近寄って戦いをしかけることです。

英語では「attack」「assault」で表されます。

「敵を攻める」は「attack the enemy」です。

「激しく攻めて要塞を占領する」は「take a fortress by assault」「win a fortress by assault」です。

「攻撃」の意味

「攻撃」は、以下のような意味です。

①戦いで攻めて撃つことです。

進んで敵を攻め撃つことです。

②他人の行動・意見などを論じなじることです。

相手の不正や誤りを非難することです。

③競技などで相手側を攻めることです。

以下のように使います。

攻撃を仕掛ける 拠点を攻撃する 敵の攻撃に遭う
激しく攻撃する 個人攻撃 非難攻撃の的
攻撃陣が盛んに攻める 最終回の攻撃

「攻める」の意味

「攻める」は、以下のような意味です。

①寄って行って追いつめることです。

「詰め寄る」と同じ意味です。

万葉集の(6)に「ますらをの高円山に攻めたれば里に下りけるむざさびそこれ」とあります。

②敵に近寄って戦いをしかけることです。

「攻撃」と同じ意味です。

欽明紀に「新羅を攻めて任那を撫存(たも)たしむ」とあります。

以下のように使います。

背後から敵を攻める 攻められて敗走する
相手のゴールを攻める

関連語

「突撃」は、激しい勢いで敵に向かって突進し、攻撃を仕掛けることです。

「敵陣に突撃だ」のように使います。

「総攻撃」は、全軍をあげて一斉に攻撃を仕掛けることです。

「城を囲んで総攻撃をしかける」のように使います。

「攻略」は、敵陣が適地を攻めて奪い取ることです。

「敵陣を攻略する」のように使います。

「直撃」は、直接攻撃することです。

「敵の基地を直撃する」のように使います。

「襲撃」は、不意に敵を攻撃することです。

「敵の襲撃に備える」「ゲリラの襲撃にあう」のように使います。

「迫撃」は、敵の間近に接近して攻撃することです。

「空爆の後に迫撃を加える」のように使います。

「挟撃」は「挟み撃ち」のことです。

両側から挟んで攻めることです。

「前後から挟み撃ちにあって全滅した」のように使います。

「出撃」は、陣地・基地から出て敵を攻撃することです。

反対語は「迎撃・げいげき」「邀撃・ようげき」です。

「出撃準備が整う」のように使います。

「追撃」は、「追い撃ち」のことです。

逃げる敵を追いかけて撃つことです。

「攻撃の手を緩めず追撃する」「敵機が執拗に追い撃ち(追撃)をかけてくる」のように使います。

「アタック」は、攻撃をしかけることです。

スポーツで多く使われます。

「カウンターアタック」のように使います。

「攻撃」は 戦いで攻めて撃つこと、「攻める」は、 敵に近寄って戦いをしかけることです。

「攻撃」「攻める」は、類語です。

「突撃」「総攻撃」「攻略」「直撃」「襲撃」「迫撃」「挟み撃ち」「挟撃」「出撃」「追い撃ち」「追撃」「アタック」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「こちらから押し寄せて敵と戦うこと」です。

「攻撃」は、戦いで敵を撃つことです。

「攻める」は、敵に対して積極的に戦いをしかけることです。

二語とも、試合や競技についても使います。

また、相手を非難する場合にも用います。

おすすめの記事