気まぐれは「主に性格に関して、その時々で変わりやすくて事前に予測が難しいこと」。
考えていることなどがその都度違うということで、周りの人間も、自身でも予測ができないような人間の性格に対して使っていくのです。
移り気は「気が変わりやすいこと」。
その都度考えていることが違うという意味では、気まぐれと同じような意味と評価できます。
こちらも性格に対して使っていきます。
「気まぐれ」の意味
気まぐれとは、主に性格に関して、その時々で変わりやすくて事前に予測が難しいことです。
特定の人の性格や考えていることがその都度変わる、周りの人たちが予測できないといったケースで使います。
気まぐれに関しては、特定の人だけに該当するような要素ではなく、多くの人が持っている要素と言えると思われます。
したがって、珍しい部分ではないということです。
「移り気」の意味
移り気とは、気が変わりやすいことです。
気が変わりやすいということで、非常にシンプルな意味となっています。
気まぐれに似たような意味の言葉ですけど、この移り気という言葉は日常生活ではそんなに使われません。
見聞きする機会はかなり限られていると言えると思われます。
したがって、馴染みを感じる人は相当少ないでしょう。
「気まぐれ」と「移り気」の用法や用例
「あの人は気まぐれだよな。
仕事を頼むと二つ返事でOKしてくれるときもあれば、速攻で断られるときがある。
何を考えているのか、その都度違うという部分が特徴的だよね。」
「移り気な性格の人の場合には、その都度気が変わりやすいから、趣味なども変わりやすい。
その時々で何をやっているかという部分で違いを見出しやすいということだ。」
気まぐれと移り気の意味はほぼ同じ
気まぐれと移り気に関しては意味は大して変わらないと言えるでしょう。
両方とも性格や考え方などがその時々によって違う、変わるという意味で使用していく言葉です。
同じような場面で使えるので、主観的な使い分けにならざるを得ません。
ただ、気まぐれという言葉は割とメジャーだと思われますが、移り気という表現はあまり聞かないものでしょう。