プッツンは「張りつめていた糸が切れる状況のこと」。
一般的には溜まっていた不満が爆発するような状況を指しています。
怒りが一気に爆発して、騒ぎ立てるようなシーンで使うことが多いのです。
カチンは「怒りがこみあげてくる状況のこと」。
こちらは怒りが爆発するではなく、こみ上げてくる状況で使うので、プッチンの前段階とも言える光景に対して使っていきます。
「プッツン」の意味
プッツンとは、張りつめていた糸が切れる状況のことです。
それまで溜まっていた不満が爆発して、怒りに変わるようなシーンでよく使われる言葉であると言えるでしょう。
したがって、プッツンに関しては、使用シーンが顕著であり、かなり限定的な詩方法になると評価できると思われます。
ただ、プッチンという言い方をする場合もあるはずです。
「カチン」の意味
カチンとは、怒りがこみあげてくる状況のことです。
不満が溜まって爆発するのではなく、怒りがそもそも最初から生じている状況と言えるのです。
カチンとくるという表現が有名ですし、割と馴染みを感じやすい表現と評価できると思われます。
実際、カチンは日常生活のいろいろなシーンで使われることが多い言葉と言えるはずです。
「プッツン」と「カチン」の用法や用例
「プッツンと何かが切れたような感じがして、気が付いたら怒りに任せて行動していた。
我に返ったときにはそれまでの記憶がなく、周囲からの話でようやく理解した状況だよ。」
「カチンとくると人間はそれまでと違った性格を露呈することがある。
やっぱり人間は冷静でいるときと怒っているときでは、状況が大きく変わるということだ。」
プッツンとカチンの違いは微妙
プッツンは溜まってきた不満が爆発して怒りに変わることです。
カチンは怒りがこみあげてきて、それが露呈する状況と言えます。
両者はかなり似ている状況ではあるものの、微妙に違っていると言えます。
プッツンもカチンもそれなりに使う可能性がある言葉であり、日常生活の中で割と出てくるので、しっかりと意味を理解しておくといいです。