静止は「じっと動かないこと、そのままの位置で止まっていること」。
とにかく動かない状態を静止と呼び、これはいろいろなケースで使われる言葉です。
休止は「一時的に動きを止めること、運動などを休むこと」。
動きが止まるという意味では静止とかなり似ています。
ただ、そのままの位置で止まるという意味はないので、そこに関しては静止との違いと評価でき、区別すべきポイントになってくるのです。
「静止」の意味
静止とは、じっと動かないこと、そのままの位置で止まっていることです。
特定の位置で止まっている状態を静止と言うので、主に人間に対して使用していきます。
でも、実際に静止している状況に遭遇することはあまりありません。
人間は絶えず動いているものなので、意図的にそういう状況を作らないと静止には遭遇できないでしょう。
「休止」の意味
休止とは、一時的に動きを止めること、運動などを休むことです。
一時的に動きを止めるということで、こちらも人間に対して使用することが多くあります。
しかし、それ以外の場面で使うこともあるので、休止は割といろいろなシーンで使用可能です。
ずっと続いていたものがいきなり止まるケースなどで、見聞きすることが割と存在します。
「静止」と「休止」の用法や用例
「ヨガでは無茶な体勢で静止しないといけないことがある。
したがって、身体に対する負担は割と大きいんだ。
激しい動きをしないとしても、非常にきつく感じられるのがヨガと言えるだろう。」
「この番組は今週は休止みたいだね。
先週からずっと楽しみにしていたんだが、臨時ニュースがあるみたいで、そっちを急遽放送することになったみたいだ。」
静止と休止は割と似ている言葉
静止と休止は、何らかの動きを止めること、止まった状態でいることといった意味の言葉です。
両方とも人間に対してよく使うので、そういった部分で共通と言えます。
しかし、静止はその場所でずっと動かないという意味がありますし、休止は人間以外に対しても使用できるので、そういう部分で微妙に違いは存在している状況なのです。