ジリ貧は「事態がどんどん悪化していく状況のこと」。
今後良くなっていく兆しが全く見えず、悪化していくだけだろうと予想される状況において使う言葉と言えます。
悪化の一途は「物事がちっともよくならず、どんどん悪くなっていく状況のこと」。
意味はジリ貧とほぼ同じであり、区別をしていくことはかなり困難と評価できます。
悪化の一途をたどるという言い方が特に有名です。
「ジリ貧」の意味
ジリ貧とは、事態がどんどん悪化していく状況のことです。
事態が好転することなく、どんどん悪化していくと言えるような場面で使用していく言葉と言えます。
悪くなる一方であるという点がポイントなので、そこに関して特に覚えておくと良いでしょう。
ジリ貧という言葉はたまに使われますが、むちゃくちゃメジャーというわけではないです。
「悪化の一途」の意味
悪化の一途とは、物事がちっともよくならず、どんどん悪くなっていく状況のことです。
基本的にはジリ貧と同じ意味と言えます。
これに関しては、悪化の一途をたどるという表現が特に有名で、そういう言い方をしていくことが大半であると言えるでしょう。
悪化の一途はそれなりにメジャーで、割と見聞きするチャンスがあるでしょう。
「ジリ貧」と「悪化の一途」の用法や用例
「会社を立ち上げてから数年経っているが、いまだにジリ貧の状況を脱することができない。
このままでは経営的に非常にマズイ。
何か手を打つ必要があるのではないか。」
「最近の模試の成績を振り返ってみると、どんどん悪化の一途をたどっている。
このままでは第一志望どころか、滑り止めと考えていたところにも落ちる可能性があるぞ。」
ジリ貧と悪化の一途をたどる
ジリ貧と悪化の一途はともに状況が好転する雰囲気がなく、どんどん悪くなっていく一方であると感じられるシーンで使っていきます。
したがって、両者の意味の違いはほぼないのです。
ただ、ジリ貧という言葉を使うシーンはそれだけ限られており、悪化の一途と比べるとややマイナーと言えるので、そこは特に覚えておきましょう。