嫌悪感は「特定の存在に対して抱く嫌な気持ちのこと」。
本能的に抱いてしまうことが多いので、なぜ嫌なのかというのは論理的に説明ができないケースも多々あります。
こういった気持ちは珍しいものではありません。
不快感は「気分がすぐれないこと」。
何らかの病気にかかってそのように感じている可能性もありますけど、何か特定のものを見たりして瞬間的に感じる可能性もあります。
「嫌悪感」の意味
嫌悪感とは、特定の存在に対して抱く嫌な気持ちのことです。
漠然とした嫌な気持ちを指しているので、使えるシーンは非常に多いです。
嫌な気持ちが芽生えたときには、毎回使用することができる点が特徴でしょう。
嫌悪感という感情は日常的に抱きやすいものですから、多くの人たちにとって馴染みを感じられる言葉だと思われます。
「不快感」の意味
不快感とは、気分がすぐれないことです。
気分がすぐれない状況なので、何らかの病気にかかっているとか、体調がよくないだけで使うことができます。
しかし、嫌悪感と同様に、漠然と嫌な気持ちがしたときにも使用することができるので、嫌悪感と同じような意味として使われることがある点については、覚えておいた方がいいでしょう。
「嫌悪感」と「不快感」の用法や用例
「いい加減な人を見ると、俺はどうしても嫌悪感が芽生えてしまう。
約束の時間に遅刻したり、仕事の出来が適当だったり、そういう人を許すことができないんだよな。」
「今日はどうしても気分がすぐれないな。
体調がよくないのかもしれない。
なんとなく不快感がある状況だから、今日は安静にして過ごした方がいいかなと思うんだ。」
嫌悪感と不快感は同じような場面で使える
嫌悪感と不快感に関してはかなり意味は似ています。
厳密に言えば、意味は全く同じではないですけど、両者ともに自分が嫌な感情を抱いたときに使うことができるのです。
したがって、嫌悪感と不快感は同じ意味として捉えている人が実際に多いと言えるはずです。
嫌悪感と不快感はともに割と日常的に感じやすい感情と評価できると思われます。