不運は「努力をしているにもかかわらず、チャンスに恵まれないこと」。
「失望」と言い換えると分かりやすい。
不幸は「努力に関係なく、不可抗力によって環境が悪くなること」。
「不可抗力」と言い換えると分かりやすい。
不運は一生懸命に努力しているにも拘わらず、一段上に上がる機会がないことです。
運がないというより、機会がないということです。
不運は自分では如何しようも無いことです。
「不運」は、絶好の機会を逃すこと
「不運」はレベルアップのチャンスが有ったが、叶わなかったということです。
力不足なのか、体調不良だったのか、相手が強かったのかなどの理由でチャンスをものに出来なかったことです。
「運がなかった」「運に見放された」「運が悪かった」「運が良ければなぁ」「不運なことに不合格だった」「不運を嘆いてばかりでは、前進はない」などと使います。
「不幸」は不可抗力
「不幸」になることは、身から出た錆びと言うことも当然ありますが、努力しているのに不可抗力、つまり事故や災害・病気などにより環境が悪い方向に変わってしまうことです。
「不幸にも不治の病に罹った」「不幸中の幸いにもにも大事故にも拘わらず、少しの怪我で済んだ」「不幸はいつ襲い掛かるか分からない」「不幸を嘆くより、どうしたら良いかを考えよう」などと使います。
「不運」と「不幸」の違う点
「不運」は努力の結果、チャンスを生かせなかったことです。
「不幸」は不可抗力で身に降りかかるものです。
どちらも、運気が下降線を示していることになり、「これ以上悪いことは起きない」ので、これからの運気は上昇していくものと気持ちを切り替えることが大事です。
そうすると、「幸運」や「幸」が向こうからやってくるので、不思議なものです。
「不運」と「不幸」とは
「不運」は機会を生かせないこと、「不幸」は突然天から降ってくるものです。
「不運」も「不幸」も遭遇すると気が滅入るものですが、今が底と考えて気持ちを切り替えれば、やる気は起きるものです。
「人生はあざなえる縄の如し」「人間塞翁が馬」と言うことわざもあります。
いつまでもこの悪い状況は続かないと思うことです。