先述は「先に述べたこと」。
以前述べたことを指しているので、割とそのままの意味であると評価できます。
時間的に今よりも前に話したことなどが対象になるので、そこに関しては知っておきましょう。
上述は「前に述べたこと」。
時間的に以前に述べたことを指しているので、先述との差はほとんどありません。
先述と使用頻度においても差は基本的にないと言えるはずです。
「先述」の意味
先述とは、先に述べたことです。
時間的に前の時点ですでに述べたことをもう1度使うときには、簡単に表現する手法として先述という言葉が使われます。
会話の中でも、文字によるやりとりの中でも普通に使われることがあるので、こういった言葉は知っておく必要があります。
何気なく使用されることが多々ある言葉と言えるでしょうから。
「上述」の意味
上述とは、前に述べたことです。
すでに述べたことという意味があるため、上述に関しては先述とほぼ意味は変わりません。
過去に話したことをもう1度持ってくるにあたり、簡単な表現をしているまでですから、意味は先述と同じと評価できます。
上述に関しても、こういった表現を使うことは多々あるので、確実に理解しておきましょう。
「先述」と「上述」の用法や用例
「先述したように、わが社では今後リモートワークを推進していくことを考えている。
慣れない社員にとっては戸惑いもあるだろうが、改革の一環としてぜひ実践してもらいたい。」
「上述したように、今回のプロジェクトはわが社にとって非常に大切なものとなるだろう。
したがって、全員気を引き締めて実際に仕事にあたってもらいたい。」
先述と上述は意味は全く変わらない
先述と上述は、ともに特定の過去に言った内容をもう1度話す際に使われる言葉です。
意味としては、全く変わらないと評価できるはずです。
特定の内容をもう1度すべて話すのでは手間がかかりすぎるため、先述や上述という言葉で代用するわけです。
こういった表現は日常生活の中でよく使われるので、ともに覚えておく必要があります。