是が非でもは「どんなことがあってもという気持ちのこと」。
どんなことがあろうがという強い意思の表れが存在するようなシーンで使っていきます。
したがって、何があろうが動じないという覚悟が感じ取れるのです。
何が何でもは「状況や理由を問わずという気持ちのこと」。
そういった気持ちが存在しているシーンで使っていく言葉と言えます。
したがって、どんなことがあろうとという解釈ができるので、是が非でもと同じような意味になるでしょう。
「是が非でも」の意味
是が非でもとは、どんなことがあってもという気持ちのことです。
この先何があってもという意味で使うので、本人の非常に強い決心を感じ取ることができる言葉です。
本当に強い覚悟を持っているときのみ使っていく言葉ですから、滅多に聞くことはありません。
しかし、少なからず見聞きするケースはあるため、意味はしっかりと理解してほしいです。
「何が何でも」の意味
何が何でもとは、状況や理由を問わずという気持ちのことです。
特定の状況や理由が存在したとしてもという意味になり、こちらもこの先何があっても決心が揺るがないという意味になるので、是が非でもと同じような意味と捉えることができると言えます。
何が何でもに関してもたまに聞く可能性はあるため、意味は理解しておくべきでしょう。
「是が非でも」と「何が何でも」の用法や用例
「今回のプロジェクトは長年俺が夢見ていた部分が含まれている。
したがって、是が非でも成功させたいんだ。
かかわっているみんなもそういう気持ちで頑張ってもらいたい。」
「この試合は何が何でも勝たないといけない。
もし負けたら、これまでの苦労が完全に水の泡だ。
そういった状況だけは絶対に避けないといけないんだよ。」
是が非でもと何が何でもはほぼ同じ意味
是が非でもと何が何でもは、特定の強い決心が揺るがない、この先何があっても考えを変えないという強い覚悟があるという意味になります。
したがって、両者の意味は大きな違いはありません。
実際、同じような場面で使用することが可能です。
どちらもたまに見聞きするシーンがあるはずですから、きちんと頭に入れておいてほしいです。