空き地は「特定のこれといった利用目的がないまま放置されている土地のこと」。
土地には何かしら建物を建てたりして利用することで意味を見出せますが、そういった部分がないケースで使います。
更地は「手が加えられていない状態の土地のこと」。
要するに空き地と同じ意味ですが、空き地よりも更地の方が正式な言い方になるでしょう。
「空き地」の意味
空き地とは、特定のこれといった利用目的がないまま放置されている土地のことです。
従来は宅地にしたり、農地にしたりといった感じで、何らかの利用のために手を加えていくのですが、そういった気配がないまま長い時間が過ぎている場所という意味で使われやすいです。
ただ、空き地という言葉は通称であり、正式な名前ではないです。
「更地」の意味
更地とは、手が加えられていない状態の土地のことです。
何かしらの利用をする気が全く感じられない土地で、要するに空き地と同じ状況と言えます。
しかし、更地は基本的には正式な言い方になります。
空き地でも意味は通じるでしょうけど、更地の方が正しい言い方になるので、そこに関して頭に入れておくと良いと言えるのです。
「空き地」と「更地」の用法や用例
「最近は空き地と言えるような光景は減ったな。
昔は何もない空き地を利用して、子供たちが遊んでいるような光景があったけど、最近ではめっきり見なくなったからな。」
「更地となっている土地は非常にもったいないと感じる。
土地に何かを作れば、そこから商売ができたりするから。
ビジネスチャンスを逃していると言えるだろう。」
空地と更地は意味は全く一緒
空地と更地に関しては、意味の違いは全くないと評価できるでしょう。
ただ、空地は通称であって、正式な言い方ではないので、できれば更地という言葉を使った方がいいかもしれません。
空き地でもたいていの人との会話では十分に意味は通じると思われますが、中には知らない人、聞いたことがない人もいる可能性が考えられますから。