無自覚は「意識していない状態のこと。」
「無意識」と言い換えると分かりやすい。
深層心理は「表面に出ない隠された心の状態のこと」。
「潜在意識」と言い換えると分かりやすい。
無自覚は認識出来ていない状態のことで、深層心理は普段表に出ないことですが、心理学では表層心理の対の言葉として深層心理はあるとされるのです。
「無自覚」は自覚していないこと
「無自覚」は自覚・認識していない状態のことです。
例えば明日の天気のことを考えている時に昨日の天気は考えていません。
明日の天気は自覚・認識しているのに、昨日の天気は無自覚・無認識なのです。
あることを思っていれば関係ないことは頭にありませんから、無自覚になる訳です。
また、自分の立場が分かっていないことも言います。
「深層心理」は潜在意識
「深層心理」と言うと難しい言葉ですが、潜在意識と言うと何となく分かる気がします。
あることを否定的に教えられてきた人は、そのことが直接関係なくても少し関わりがあれば直観的に拒否してしまうことがあります。
心理の奥底に否定的なものがあれば、少しでも関係を連想するもの事に否定的態度を取り易くなります。
それが潜在意識・深層心理なのかも知れません。
「深層心理」は当然「無自覚」なもの
「深層心理」は表面に出ない心理ですから、必然的に「無自覚」になります。
「無自覚」は自分の立場が良く分かっていないことも言いますが、言葉通りには「自覚・意識をしていない」こととも受け取れます。
「深層心理」はその人の言動を決めている原因なのかも知れません。
そう思っていても反対のことをしてしまう、違ったことをしようとするなど、深層心理・潜在意識が働いているのではと感じることがあるのです。
「無自覚」と「深層心理」とは
「無自覚」は自分が置かれている立場を理解していないこと、自覚がないこと、自覚出来ないこと、意識していないことなどを言います。
「深層心理」は表面に出ている意識とは違う心の奥にある潜在意識のことです。
例えば永年培われた自分の性格などが影響する言動の原因ともなっているものです。
「何か合わない・馴染めない」などがそうかも知れません。