非公式は「公でないこと。」

「個人的」と言い換えると分かりやすい。

水面下は「公表しないこと」。

「内密」と言い換えると分かりやすい。

非公式は国家や企業・集団と言った公の存在が行うものではなく、個人的な色彩の強い言動のことです。

水面下は非公式なのですが、内密と言う意味合いがある言葉です。

公式には出来ないことを内密に行うことです。

「非公式」は公式としないこと

「非公式」は公で行わないことですから、私的に行うこと、個人的なことと言えます。

または、公式にはしない方が簡略的だと判断されると、公式にしはないということで行われるものです。

「非公式」に外国を訪問するということや、外国官僚との簡略的な短時間の会合などの接触は、公式の形式的にセッティングされていないものです。

「水面下」は秘密折衝

「水面下」は公式会談が難しい状況にあっても、相手国と接触を断つのではなく、最低限のルートを確保しておくことです。

いくら反目していても、不測の事態は避けるべきなので、「水面下」の交渉は行われます。

事務方による交渉の結果、首脳会談の道筋をつけることもあり得るのです。

トップ会談では水面下で合意した内容の確認作業なのです。

「非公式」とは違う「水面下」

「非公式」は形式に則らないことで、首相が海外訪問を非公式に行っても、相手国は儀礼式典など行いません。

しかし、首脳会談は行うようなので、形式より内容を重んじる訪問と言えます。

「水面下」は秘密交渉のことで、非公式なのですが、意味が違います。

国同士に懸案があり、交渉が行き詰まってしまうとトップ会談は開くことが出来ません。

そのため、お互いに打開策を非公式で事務方が行うものです。

「非公式」と「水面下」とは

「非公式」は公式に行うと、いろいろとしなければならない式典や行事があるのですが、それらを省いて実質的な交渉をすることです。

公式にある段取りに沿って行われることは、非公式ではないのです。

「水面下」とは普通は公表されない交渉のことです。

非公式なのですが、いわゆる「非公式」とは少し違います。

「非公式」は公に出来ますが、「水面下」は秘密なのです。

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