休息は「それまで行っていた作業をやめて、心身を休めること」。
仕事などを行っていた状況から、それをやめて休むことに専念する状況を指しています。
たいていは長時間休むことは少ないです。
息抜きは「忙しい中、緊張感が続く中で心身を休めること」。
意味としては休息に似ていますけど、休むまでの状況に関して精神的、肉体的苦痛の程度が大きいシーンで使っていくので、そういった面で特徴があります。
「休息」の意味
休息とは、それまで行っていた作業をやめて、心身を休めることです。
仕事などをしていた状況を一旦ストップし、心身を休めることに専念する状況を指しています。
しかし、たいていは長時間休むことはせず、せいぜい長くても1時間程度というケースが多いでしょう。
休息に関しては、多くの人たちが日常的にとっている行動と言えます。
「息抜き」の意味
息抜きとは、忙しい中、緊張感が続く中で心身を休めることです。
意味としては休息とほぼ同じですが、あくまでも忙しい、緊張感が続く状況をストップして心身を休めるという意味なので、仕事などに関して肉体的、精神的苦痛が大きい状況においてのみ使います。
つまり、使用するシーンがそれだけ限定的になると言えるわけです。
「休息」と「息抜き」の用法や用例
「休息を適度にとるとそれだけ仕事の能率が上がる気がする。
疲れがたまりづらくなるから、それによる効果が大きいのかなと思う。
ただ、休息のとりすぎは逆効果になるから注意だ。」
「朝から重大な仕事に携わっていて、ようやく息抜きができるようになった。
それまでの張りつめていた感覚が一気に解放されて、精神的にすごい楽になった気分だよ。」
休息と息抜きはともに心身を休めるという意味がある
休息と息抜きはともに心身を休めるという意味の言葉です。
だから、同じような意味の言葉と言えるでしょう。
しかし、休息は日常的に休むようなシーンで使えますけど、息抜きは忙しい、緊張感を覚えるような状況において休むシーンでのみ使うので、相対的に使用頻度は下がります。
そういった部分で違いを見出すことが可能です。