司会は「イベントなどを計画通りに進めていく役割のこと」。
職業とまでは言えませんが、実際にこれを専門にしている人もいるので、職業のような状況になっている場合もあります。
進行は「何かが進むこと、物事を予定通りに進めていくこと」。
主に2つの意味がありますけど、どちらの意味でも使用されます。
後者の意味は司会にかなり近いです。
「司会」の意味
司会とは、イベントなどを計画通りに進めていく役割のことです。
基本的には役割としての名称であり、職業として使われることはあまりありません。
ただ、イベントなどが滞りなく進めていく役割として非常に重要な責任があります。
司会がまともでないと、収拾がつかなくなる場合もありますから。
テレビなどではよく見る存在と言えるでしょう。
「進行」の意味
進行とは、何かが進むこと、物事を予定通りに進めていくことです。
どちらの意味でもよく使うので、両方とも覚えておく必要があります。
そして、後者の意味に関して言えば、司会がやっていることと同じと評価できます。
そういう意味では、進行にあたる役割をこなすのが司会であり、司会の仕事は進行そのものとも言えるでしょう。
「司会」と「進行」の用法や用例
「テレビで見る司会の人って、本当に上手いと思うんだよね。
いろいろな番組で見る人も多いし、司会も才能が重要なのかな。
番組を問題なく進ませることができる能力に優れているんだよね。」
「今回のイベントの進行役を担う人間は誰にしようか。
かなり重要な役割だから、慎重に決めていかないといけないのだが。
おすすめの人がいたら教えてくれ。」
司会と進行はほぼ同じ意味として使われる
司会と進行に関しては、本来は意味が微妙に異なっています。
というのも、司会はイベントなどを問題なく進めていく役割で、進行にもそういう意味がありますけど、進行は何かが進むときにも使いますから。
ただ、司会進行という言い方があるように、司会と進行は同じ意味として使われることが多いので、両方とも覚えておいた方が良いでしょう。