浜は「海岸線に砂が広範囲で堆積している場所のこと」。
「砂浜地域」と言い換えると分かりやすい。
磯は「海岸線に岩や石が多くある場所のこと」。
「岩礁地域」と言い換えると分かりやすい。
日本の海岸線は多くは山がそのまま海になっているような場所が多いのですが、中には砂が堆積してできた砂浜や岩礁で出来た磯辺も多くあります。
海水浴には浜辺が向いています。
遊ぶのには磯辺の方が多くの生物が見られるので楽しい所です。
「浜」と「磯」は対比される言葉になります。
「浜」は砂地が長く連なっている場所
「浜」は砂があることが条件です。
砂は川から運ばれることや海の浸食作用などで作られます。
主に入り組んだ入江などに多く形作られる地形ですが、遠浅海岸にも見られるものです。
日本にも世界にも有名な海水浴場がありますが、多くが砂地の遠浅が条件となっています。
浜辺でもすぐに深くなる場所があり、また離岸流の発生もあることを考えると、全部が海水浴に適している訳ではありません。
「磯」は岩礁でて来ています。
「磯」は岩礁や石などで出来ていて砂地ではありません。
波の荒い場所が多く外海に接しているような所に多くあります。
干潮の時には岩礁が現れて、海の小動物が見られる貴重な場所でもあるのです。
海藻類や小魚・エビ・蟹・フジツボ・巻貝・ウミウシ・ヒトデ・ウニ・ナマコ・イソギンチャク・クラゲなど多彩な生き物が生息しています。
「浜」の隣に「磯」が続いていた。
「浜」の端には岬などがあり、その周囲は岩礁がむき出しになっている磯が、あることが多くあります。
海水浴で遊び、次いでに磯遊びも出来るのです。
例えば片瀬海岸の先には江の島があり。
島の大半は磯になっています。
表磯・裏磯・長磯や太平・大黒の鼻など周囲は磯釣りのメッカでもあり、海水浴・磯遊び・サーフィン・つりなど いろいろと遊べます。
「浜」と「磯」
「浜」は海岸線が砂で覆われている場所で、遠浅であれば海水浴場に適しています。
砂は川から運ばれるもの波の浸食で作られるものです。
「磯」は岬周辺や島に多く存在し、岩礁が潮の満ち引きにより姿を現す場所で、多くの生き物が生息しています。
「浜」と「磯」は繋がっていることも多く、「浜」の端にある岬などに「磯」があります。