有名は「世間に名が通っていること」。
特定の人やモノに対して使われる言葉です。
いい意味で、悪い意味で両方で使えるので、そういった点は特徴と言えるでしょう。
高名は「実績などによって、世間に名が通っていること」。
基本的には人に対して使われることが多いです。
高名はいい意味で使うことが大半であるため、そこは特徴と言えます。
「有名」の意味
有名とは、世間に名が通っていることです。
人やモノに対して使われることが多いですけど、必ずしもいい意味でとは限りません。
悪い意味で使われることもあるのです。
悪い理由で世間で名が通った状況になることもありますから。
そういったときにも有名という言葉を使うことはできます。
したがって、使用できるシーンは非常に多くあるのです。
「高名」の意味
高名とは、実績などによって、世間で名が通っていることです。
何かしらの実績を作ったことで、その能力が世間で評判になるようなときに使う言葉と言えます。
したがって、高名に関しては、いい意味で使うのが基本と言えるでしょう。
有名と比べると使用できるシーンは少ないという評価が可能であり、そこが高名の特徴となっているのです。
「有名」と「高名」の用法や用例
「何かしら不祥事が起きると、それが理由で悪い意味で有名になってしまうことがあるよね。
ただ、無名の人の場合には、有名になることで何らかのメリットが生まれる場合もあるのだが。」
「あの探偵はこれまで数多くの依頼を解決に導いてきた実績があり、それによってこの辺では非常に評判が高くて高名みたい。
私もあの人に依頼をしてみようかな。」
有名と高名は細かい部分で違いがある
有名と高名はどちらも世間で名が通っている状況を指しています。
ただ、有名はいい意味だけではなくて、悪い意味でも名が通っている際に使えます。
一方で、高名はいい意味でしか使えないので、そこで違いがあるのです。
有名はいろいろなシーンで使うことができますけど、高名は使用シーンが限られるため、使用頻度の面で違いが生じます。