堅牢は「丈夫でしっかりとしている状況のこと」。
何かしらの設備などがしっかりとした造りになっているため、丈夫であると評価できそうなときに使う言葉です。
堅固は「しっかりとしていて、簡単には打ち破られそうにない状況のこと」。
意味としては堅牢とほぼ変わりませんが、堅固の方が丈夫さがより上と評価できる状況です。
「堅牢」の意味
堅牢とは、丈夫でしっかりとしている状況のことです。
設備などに対して使われること多いですけど、見た目的にしっかりとした造りになっているため、十分に丈夫であると評価できる際に使います。
ただ、丈夫ではあるものの、場合によっては壊れたりする可能性があるので、堅牢に関しては完全に信用できる状況ではないと言えるでしょう。
「堅固」の意味
堅固とは、しっかりとしていて簡単に打ち破られそうにない状態のことです。
設備などに関して使われますけど、丈夫さがかなりのレベルに達していて、簡単に打ち破られることはないだろうと言えるときに使います。
したがって、堅牢よりも堅固の方がより丈夫であると評価できるでしょう。
だから、堅固の方がより信頼できる状況と言えるのです。
「堅牢」と「堅固」の用法や用例
「この設備は非常に堅牢な状況であり、一般的な基準で言えば丈夫と評価できると思う。
ただ、もちろん油断はできないから、しっかりと見守っていかないといけない。」
「この設備はとても堅固な状況だろう。
したがって、まず打ち破られる心配はないと言える。
油断はしない方が良いけど、基本的には心配は無用な状態ではないだろうか。」
堅牢と堅固の違いは丈夫さの程度
堅牢も堅固もどちらも設備などが丈夫な状況を指しています。
しかし、その程度には差があり、堅牢よりも堅固の方がより丈夫な状況と言えるはずです。
したがって、同じようなシーンで使う言葉ですけど、区別はすべきと言えるでしょう。
ただ、実際区別をしていくときにはどうしても主観的にならざるを得ないので、そこは知っておきましょう。