古くなった車を新しい車に買い替える場合、よほどの古い車でもない限り、廃車にすることは滅多にありません。

古い車を「買い取り」してもらうか、「下取り」に出します。

その処分して得たお金を新車の購入代金に当てます。

買い取りも下取りも古い車を買ってもらうことに変わりはありませんが、買ってもらう相手が違えば、買ってもらう方法も異なります。

買い取りとは

買い取りとは、買い取りの専門店に車を売却することです。

新しい車の購入とは全く関係なく、現在乗っている車を売却するだけのため、自分の都合の良い時に行うことができます。

一般的に、下取りよりも高い金額で査定してもらえます。

買い取りでは、車の状態や装備品、グレード、市場人気など、様々な要素を総合的に判断して査定額が決められます。

下取りとは

下取りとは、新しい車をディーラーなどの販売店で購入する際に、今まで乗っていた車をそのディーラーに売却して引取ってもらうことです。

つまり、同じ店舗で売却と購入を一緒にできます。

新しい車の購入が前提のため、下取り価格は新車の購入金額と合わせて交渉します。

提示金額に納得したら、今までの車を販売店に引渡して手続きが完了します。

メリットとデメリット

買い取りと下取りのメリット・デメリットには以下などが挙げられます。

・買い取りのメリット
1)高額な査定額
2)売却額を現金で受領
・買い取りのデメリット
1)売却するまでの面倒な手間
2)査定額における有効期限の制約

・下取りのメリット
1)少ない手間
2)新車の納車まで下取り車の乗車が可能
・下取りのデメリット
1)低い査定額
2)曖昧な査定額の評価

買い取りと下取りのお得度の違い

買い取りと下取りでは向き不向きが異なります。

・買い取り
現在の車を少しでも高く売却したい場合に有効です。

特に、中古車市場で人気の高い車は下取りより大きな金額を得られます。

また、店舗による差が出ません。

・下取り
手間と時間をかけたくない場合に有効です。

また、現在の車と同じメーカーの車を購入する場合は、査定額を高くしてもらえる場合があります。

おすすめの記事