マスコミは「世の中の出来事や流行りなどを社会に伝達することを業務とする会社、または業界そのもののこと」。
不特定多数の人たちに対して、特定の情報を伝えることが仕事となっています。
マスメディアは「マスコミが情報を伝える際に使用する媒体のこと」。
マスコミが情報を伝える際に使う手段、ツールという言い方ができます。
「マスコミ」の意味
マスコミとは、世の中の出来事や流行りなどを社会に伝達することを業務としている会社や業界のことを指しています。
不特定多数の人たちに情報を伝達することが彼らの仕事であり、世の中に対する影響力は非常に大きい状況と言えます。
それゆえに間違った情報を伝えた際には、その責任問題はとても重大であると評価できるでしょう。
「マスメディア」の意味
マスメディアとは、マスコミが情報を社会に対して伝える際に使用する手段、ツールを指しています。
それぞれごとに具体的な手段やツールは異なっていますが、現代では新聞、雑誌、テレビ番組、インターネット上のWebサイトなどが該当するでしょう。
そういったものを使って、マスコミは特定の情報を社会に発信しているのです。
「マスコミ」と「マスメディア」の用法や用例
「マスコミは特定の情報を多くの人たちに伝えることができる。
したがって、常に正しい情報を伝えるべきという責任を課されていて、間違った内容を伝えたときには、それはマスコミに対するバッシングにつながるんだ。」
「マスメディアと呼べる存在は昔よりも増えたよな。
特にインターネットの存在は大きい。
多くが利用するものだから、当然ネットはマスメディアとして活用されることになるんだよ。」
マスコミが使うのがマスメディア
マスコミは特定の会社や業界を指していますけど、マスメディアはそのマスコミが使う手段やツールを指しているのです。
マスコミはマスメディアがないと機能しないため、何らかのマスメディアを必ず持っています。
マスコミとマスメディアは意味は違いますが、基本的にセットになっている存在と評価できるので、ここは特徴的です。