決裁は「会社内で行う決定に関して、最終的なOKと出すこと」。
上司などの責任者が行うことが多いですけど、特定の物品の購入やプロジェクトの始動などに関して、ちゃんとOKを出すことを決裁と言います。
承認は「特定の提案などに関してOKを出すこと」。
承認という言葉は特に分野を限定せずに、いろいろなシーンで使われるものです。
「決裁」の意味
決裁とは、特に仕事をするときに何かしらの決定をするために上司から許可などをもらうことです。
自分1人では決められない、決めてはいけないことというのが多くありますけど、そういったものに関してはちゃんと上司からの決裁をもらわないといけないのです。
そういったときに決済という言葉を使うことになるので、覚えておいてほしいと思います。
「承認」の意味
承認とは、特定の提案などに関して許可をもらうことです。
仕事だけにかかわらず、広くいろいろな場面で使うことができます。
もちろん、仕事においても使うことはできますが。
決裁という言葉と比べて、承認の方が聞く機会が多いと思われますけど、それはいろいろなシーンで使うことができる言葉だからなのです。
そこは大きな違いになります。
「決裁」と「承認」の用法や用例
「新しいプロジェクトを始めたいと思うんだけど、上司の決裁が必要になってくるんだよな。
ちゃんと認めてくれるのか?が非常に気になるよ。」
「今月のお小遣いがピンチだから、来月のお小遣いを前借りしたいと思うんだけど、俺の妻が許してくれなくて。
どうやったら承認してくれるんだろうな?なんかいい方法はないのだろうか?」
決裁と承認は意味はほぼ同じ
決裁も承認も結局はOKを出すことに関しての言葉なので、意味としてはほぼ同じです。
しかし、決裁というのは一般的に言って、ビジネスシーンにて使う言葉なので、そういうときにしかほぼ使わないと言えます。
でも、承認についてはそれ以外の場面で広く使われている言葉と言えるので、そういったところが違いになると言えるのです。