気軽は「精神的に楽な気持ちで特定の行為などができること」。

深く考えることなく、軽い気持ちでできることに対して使います。

手軽は「手間がほとんどかからないで特定の行為などができること」。

負担をほとんど感じないので、特定の行為をするにあたって大変さという部分を実感することがほぼないという状況と言え、そこが特徴です。

「気軽」の意味

気軽とは、気持ち的に楽な状態で特定の行為ができることを指しています。

深く考えたりする必要なく、精神的なハードルが低い状態で行えるということです。

手間がかからないとは言えないものの、気持ち的には簡単にできてしまう行為なので、気軽に該当するものに関しては、実際に多くの人たちが無意識のうちにやっているとも言えます。

「手軽」の意味

手軽とは、手間がかかりづらいために簡単に特定の行為ができるようなときに使います。

特定の行為に関して、すぐにできそうだとか、大変なことはなさそうだといったイメージがわいたときに、その行為を実際にすることができるということになるのです。

手軽に関しても、世の中にはそれに該当するものが非常に多くあるのではないか?と思われます。

「気軽」と「手軽」の用法や用例

「花見の場所取りくらいだったら気軽にできそうだ。

特定の場所でずっと座って、見張っているだけでいいのだから、すごい簡単そうだし、難しいこともないだろう。」

「分からない単語があったときには、以前は辞書を引いて調べていたからかなり手間がかかっていて面倒だったけど、今はネットですぐに調べられるため、手軽に行えていいよね。」

気軽と手軽はどっちも取り組みやすいという意味がある

気軽と手軽というのは、どっちも特定の行為などに取り組むときに使われやすい言葉ですけど、その行為に対して躊躇がない、取り組みやすいという気持ちがあるときに使われます。

しかし、気軽は気持ちの面での取り組みやすさ、手軽は手間の面での取り組みやすさになるので、微妙に違いがあるということになりますから、そこを頭に入れておきましょう。

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