「忘れる」、「気にしない」という意味で、基本的には特定の事実を頭から消すという意味の言葉です。
ただ、ご放念という言葉に関しては、基本的に自分で自分に使うものではありません。
他人に対して使うものですから、そこはご放念という言葉の正しい使い方として頭に入れておかないといけないですから、覚えておきましょう。
「ご放念」の意味
ご放念というのは、特定の事実や発言などを忘れる、気にしないという意味であり、こういった状況は日常生活で普通にあるものの、注意点としては、このご放念は自分に対しては基本的には使わないということです。
他人に対して使い、忘れてください、気にしないでくださいという意味で使う言葉ですから、ご放念の使い方は正しく知っておかないといけないのです。
「ご放念」の使い方
ご放念という言葉は、他人に対して使用するので、そのままの言い方をするわけではありません。
特定の事実や発言などを忘れてほしい、気にしないでほしいという意味で使うので、ご放念くださいという言い方をするのが一般的です。
実際、この言葉を使用する際にはほぼこの表現になるので、ご放念くださいという形を頭に入れておくと良いです。
「ご放念」の例文
「先ほどメールでお送りした相談の件なのですが、無事に解決案が見つかりましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。
無用な相談をしてしまったことを心よりお詫び申し上げます。
また、先ほどの相談についてはご放念くださいますよう、お願いいたします。
この度はご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。」
ご放念は上司や目上の人たちに対して使う
ご放念という言葉は、ご放念くださいという言い方をすることが一般的です。
そして、この言葉はビジネスシーンなどで使うことが多いですが、特に上司などの目上の人たちに対して使うということが言えます。
だから、普通に対等な人たちに対しては使うことはないので、それだけ使用するシーンは限られるということになるのです。