「職務上における責任」という意味で、職務をこなすにあたって問われている責任、自分が果たすべき責任という意味があります。
ただ、仕事をしている人であれば全ての人たちに当てはまるというわけではなく、特定の人たちに限定して使われることが多いと言えます。
だから、サラリーマンなどに該当するケースは少ないと言えます。
「職責」の意味
職責というのは、自分の職務上の責任という意味です。
しかし、働いている人全員が使うという言葉ではないです。
一般的なサラリーマンが職責という言葉を使用するケースは限られ、あまり耳にしません。
ただ、企業の社長とか、客観的に見て責任が相当重いと思われるような人に関しては職責という言葉を自ら使ったり、周囲が使ったりすることがあるのです。
「職責」の使い方
職責という言葉を使うときには、特に重い責任を担っていると思われる人に対して使うことが重要です。
会社の社長などは代表的ですが、あとは顕著なのは政治家などでしょう。
自分に対して職責という言葉を使うときには、自分がそういう職業である必要がありますし、他人に対して使うときにはそういう職業である人に限定して使いましょう。
その使い分けというのが、職責の使い方において重要です。
「職責」の例文
「政治家というのは国自体を左右する存在で、国民生活そのものを左右する力も持っているわけです。
つまり、その責任は非常に重大であり、職責というのは非常に重いものと言わざるを得ません。
政治家の人たちには自分がそういう立場にあるんだと、重大な職責を担っているんだという自覚を持って仕事をしてもらいたいですね。」
職責という言葉を使えるシーンは限られる
職責という言葉は一般的な人たちに対してはあまり使われません。
より多くの人たちが対象になってしまうと、責任自体の価値が軽くなってしまうからでしょう。
したがって、特定の人たちのみ、特に重い責任を担っていると思われる人たちだけに対して職責という言葉を使うというのが慣習となっているので、そこは知っておかないといけないのです。