「派手さはないものの、魅力的な面を備えたもの」という意味で、要するに地味だけど優れたもの、役に立つものという意味です。
どちらかというと、人に対して使われやすい言葉です。
その活躍の仕方が非常に地味なため、目立つ存在ではないものの、確実に人の役に立つ存在であり、そのための能力を持っているというときに使うのです。
「いぶし銀」の意味
いぶし銀というのは、派手さはない、むしろ地味な存在ではあるが、確実に優れた面を持っている、人の役に立っている存在に対して使われます。
一般的には人物に対する評価として使われ、いい意味として使用されることがほとんどです。
普段はスポットライトが当たりづらいような人を評価する意味で使うことが多いと言えるでしょう。
「いぶし銀」の使い方
いぶし銀という言葉はいろいろなシーンで使うことができますけど、例えばドラマなどの作品における俳優、あとはスポーツ選手などに対して使うことがあります。
いずれも目立つ存在ではないし、派手な部分も感じられないが、作品やチームにとって欠かせない、非常に重要な役割を担っているというケースにおいて使われることが多いです。
「いぶし銀」の例文
「あの俳優はいろいろなドラマで見かけることがあるけど、基本的に主役で見た記憶はないですよね。
脇役ばかりという印象です。
でも、どの作品においても地味ながら活躍しているというか、目立たない存在ながら記憶には残りやすいというか、ドラマ全体を魅力的に感じさせるために実はすごい貢献している人だと思うんですよ。」
いぶし銀というのは目立たない存在に使う言葉
いぶし銀というのはチームや組織などにおいて活躍している、役に立っている存在に対して使うものの、その活躍ぶりが派手ではないため、あまり目立たないという条件が必要です。
したがって、有能な人物に関して、誰にでも使うことができるわけではないという意味では、使用する機会は限られてくるので、そこは知っておく必要があります。