「指示」は、それと指さすことです。

また、指図することです。

「指示に従う」のように使います。

「指図」は、人に言いつけて、あることをさせることです。

また「その言いつけ」を指します。

「人の指図は受けない」のように使います。

また、「指図」は、法律に於いて、証券に記載することによってある人を権利者として指定することを言います。

「指図証券」のように使います。

「指導」は、知識・技術などを習得できるように教え導くことです。

「初心者を指導する」のように使います。

「指示」の意味

「指示」は、物事をそれと指ししめすことです。

「指示しながら説明する」「指示代名詞」のように使います。

また、人に指図することを意味します。

その指図されたことも意味します。

「行き先を指示する」「指示を守る」のようにします。

英訳では、「Indication / instruction / point out/ direct 」と訳されます。

「指図」の意味

「指図」は、絵や地図のことです。

物語(5)に、「燕の指図、並びに范予期(はんよき)が首持ってまいりたるよし」とあります。

また、家の設計図のことです。

「文明本節用集」に記されています。

指示してさせることです。

下知・指揮・命令のことです。

見積もることをいいます。

推量のことです。

法的に、指名することです。

証券の裏書きに於いて、利権者を指名することをいいます。

「指図証券」「指図人」のように使います。

英訳すると、「Direction / instruction 」と訳されます。

「指導」意味

「ガインス」は指導という意味です。

新人などに行う入門的説明のことです。

児童・生徒に対して、生活に適応してその個性や可能性を最大限発揮できるように導く教育活動のことです。

目的に向かって教えみちびくことをいいます。

「指導を受ける」「指導原理」「進路指導」「指導教授」「指導要録」「初心者を指導する」のように使います。

英訳では、「Guidance/ leadership/coaching 」と訳されます

「指示」は事務な事に、「指図」は日常的な事柄に、「指導」は教え導くこと

<類語>
指図「指示」の共通の意味は、「仕事などの段取りを言いつけること」です。

「人の指図は受けない」「細かな指示を与える」のように使います。

指図は、日常的な事柄に関して多く使われ、その場であれこれやらせようとする意味合いが強く、「指示」は、事務的・職務的な事柄に関して多く使われます。

「指導」は、特定の目的が達成されるように導くことです。

「学生を指導する」のように使います。

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