袂に縋るは「相手の同情を引いたうえで、助けを求めていくこと」。
この言い方はたまに使用されていますから、どこかで聞いたことがある人はそこそこいるかもしれません。
袖に縋るは「相手の同情を引いて助けてもらうこと、憐れみを請うこと」。
袂に縋るの意味に結構近くなっているので、同じシーンで使用できる状況でしょう。
「袂に縋る」の意味
袂に縋るとは、相手の同情を引いたうえで、助けを求めていくことです。
基本的には他人に助けを求めていく場面で使っていく言葉になりますから、そこはちゃんと覚えておいてほしいです。
この言い方は知っている人はそこまで多くはないでしょう。
いないことはないですが、多数派ではないでしょうし、そこは頭に入れておくべきです。
「袖に縋る」の意味
袖に縋るとは、相手の同情を引いて助けてもらうこと、憐れみを請うことです。
袂に縋るの意味に似ています。
表記も近くなっているものの、意味も同様であると言えるでしょう。
こちらもそんなにメジャーな言い方ではなく、知らない人の方が多いと言える可能性があるのではないかと思われます。
そこは頭に入れておきましょう。
「袂に縋る」と「袖に縋る」の用法や用例
「袂に縋りたくなるようなときもあるが、そのときに相手がきちんと自分を助けてくれるかは分からない。
思った通りの状況にならないケースもあるのではないか。」
「袖に縋るということは、いろいろな人たちがやっている。
やはり誰かの助けがないと、厳しいと感じている人は世の中ではそれなりにいるのではないかと思えてくる。」
袂に縋ると袖に縋るは日常的にはあまり使われない
袂に縋ると袖に縋るについては、意味としてはかなり近くなっています。
明らかな意味の差を認識することはできませんし、そこはしっかりと頭に入れておいた方がいいと言えるでしょう。
表記としても似ていますし、意味も同様に似ているので、ここは重要なポイントです。
しかし、これらの表現は日常的にはほぼ見聞きしません。