坊守は「寺院における番人のこと」。
このような意味で使っていくことができますが、浄土真宗では住職の妻のことを指す言葉でもあり、そこに関しても覚えておきましょう。
防人は「古代において、九州地方の守備に当たっていた兵士のこと」。
主に筑紫、壱岐、対馬といった地域において、守備の任務をこなしていたと言える状況でしょう。
「坊守」の意味
坊守とは、寺院における番人のことです。
寺院などの場所の番人ということで、そういった場所を守る人といった意味で使うことができるでしょう。
しかし、浄土真宗においては、それとは違う意味があると言えます。
住職の妻という意味でも使っていくことができるので、そこは理解しておく必要があるでしょう。
日常生活では見聞きしづらい表現です。
「防人」の意味
防人とは、古代において、九州地方の守備に当たっていた兵士のことです。
現在はこのような言葉はほぼ使われません。
しかし、歴史を勉強している中では、見聞きすることがあります。
だから、特定の人たちにとっては馴染みを感じられる言い方です。
坊守とは意味は異なっています。
表記は似ているかもしれませんが、意味は違いがあるでしょう。
「坊守」と「防人」の用法や用例
「坊守については、寺院における番人といった意味だ。
そういった存在に対して使っていく。
日常的にはほぼ見られない存在と言えるかもしれないが。」
「防人については、現代ではこのような表現はほぼ使われないけど、かつてはよく使われていた。
ただ、日本史の勉強をしているときには、見聞きするチャンスはそこそこあるだろう。」
坊守と防人は意味で区別ができる
坊守と防人は意味は同じではないです。
番人とか、兵士という意味があるので、似ている箇所はありますけど、異なっている部分も大いにあり、そういった箇所において、区別をすることができるはずです。
ただ、これらの言葉は日常的にはほぼ使われませんし、見聞きする機会もかなり少ないと言えるのではないかと思われるのです。