無進退は「立ち居振る舞いができないこと」。
つまり、望ましい礼儀作法などが身に付いていないという意味で使う言葉です。
たまに見られる言葉であると評価できます。
不躾は「しつけができていないこと」。
しつけがなっていないと言えるケースで使うので、無進退の意味に近いでしょう。
立ち居振る舞いができないという部分も含まれています。
「無進退」の意味
無進退とは、立ち居振る舞いができないことです。
礼儀作法などの部分で問題があると言えるようなケースで使用する言い方です。
無進退という言い方はあまり見聞きしませんが、知っている人はそこそこいるかもしれません。
普段の生活でも使用するチャンスはありますし、意味はしっかりと覚えておくべきであると言えるでしょう。
「不躾」の意味
不躾とは、しつけができていないことです。
意味は無進退と同じではないものの、結果的に同じような状況になっている可能性はあります。
そういう意味では、共通点は存在していると言えるのではないかと思われます。
そして、不躾の方が有名な言い方になるでしょう。
無進退と比較すると、こちらの方がメジャーな言い方になると評価できるはずです。
「無進退」と「不躾」の用法や用例
「無進退な人はそこそこいるんじゃないかな。
望ましい礼儀作法が備わっていないと感じられる人に関しては、日常生活の中で割と見られる可能性があるだろう。」
「不躾な人の場合には、自身で問題点に気付けていない可能性があるため、基本的には周囲の人が指摘してあげた方がいいんじゃないかと思えてくるケースもあるだろう。」
無進退と不躾は意味は似ている
無進退と不躾は意味は似ていると言えます。
完全に同じ状況ではありませんけど、十分に似ているという言い方ができるのではないかと思われます。
実際、こういった表現は同様の場面で使っていくことができるでしょう。
でも、知名度的には不躾の方が高い可能性がありますし、そこは理解しておきましょう。
無進退はややマイナーな表現です。