平常点は「定期試験の結果以外で、普段の授業態度などにおいて点数を与えること」。
学校の成績評価において使われている言葉であり、聞いたことがある人は多いでしょう。
平均点は「平均的な得点のこと」。
多くの人たちの点数の平均であり、一般的には普通くらいの点数を意味する言葉になります。
平常点とはやや意味が違います。
「平常点」の意味
平常点とは、定期試験の結果以外で、普段の授業態度などにおいて点数を与えることです。
授業を真面目に聞いている、提出物をちゃんと出しているなどの部分を評価して、加点したうえで、成績評価をしていくケースで使っていく言葉になります。
学生時代はそれなりによく聞いたと言えるシーンがあるのではないかと思われます。
「平均点」の意味
平均点とは、平均的な得点のことです。
平均の得点なので、何らかの試験を受けた人の点数の平均を意味しています。
普通の点数という意味合いで捉えることもできるかもしれません。
この表現はよく使われていますから、知らない人はほとんどいないでしょう。
平常点と比べたときには、知名度はかなり高くなっている状況でしょう。
「平常点」と「平均点」の用法や用例
「平常点を稼いでおくことで、成績を上げやすくなると言える。
試験の出来に自信がない人にとっては、そういう作戦は考えておいた方がいいと言えるかもしれない。」
「今回のテストの平均点はそれなりに高く、問題が簡単だったと言える可能性がある。
そういう意味では、高い点数がとれたとしても、あまり喜べないかもしれないな。」
平常点と平均点は意味は異なっている
平常点と平均点は意味は異なっています。
使用するシーンに違いがあるので、そこはしっかりと頭に入れておかないといけません。
どちらかと言えば、平均点の方が有名であり、これは多くが聞いたことがある言い方になります。
平常点も聞いたことがある人は一応いるでしょうけど、相対的に少ないと言えるのではないかと思われます。