人波は「多くの人たちが波のように動くこと」。
基本的には人に対して使う表現になります。
多くの人たちが同じような動きをして、波のように動いている感じに見えるケースで使います。
人だかりは「何かを見るため、聞くために特定の場所に集まっている人たちのこと」。
人波の意味とは同じではないですけど、似ている雰囲気はあります。
「人波」の意味
人波とは、多くの人たちが波のように動くことです。
たくさんの人たちの動きが波のように見えるといったシーンで使っていく言葉になるでしょう。
人波が押し寄せるなどの言い方をすることが多く、たくさんの人たちが動いて、やってくるような場面で使用することがあります。
それなりにメジャーな言い方になるので、多くが知っています。
「人だかり」の意味
人だかりとは、何かを見るため、聞くために特定の場所に集まっている人たちのことです。
こちらもたくさんの人たちを対象にしていく言葉になりますが、人だかりの場合には静止しているケースで使っていきます。
だから、人が動いているわけではないので、そこは人波との違いになりますし、しっかりと頭に入れておいてほしいです。
「人波」と「人だかり」の用法や用例
「バーゲン会場は人がかなり多くて、なかなか身動きがとれない。
ときには人波が押し寄せてくることもあるし、怪我をしないように気を付けていかないといけないな。」
「人だかりができていると、一体何があったのかと気になってしまう。
多くの人の心理は同じような状況であり、だからこそ人が集まってくると言えるわけだ。」
人波と人だかりは意味はそこそこ似ている
人波と人だかりについては、意味はそこそこ近いと言えますが、全く同じではありません。
一応人が多くいるような状況で使用する点は共通しているものの、違いもちゃんとありますから、そこは覚えておいてほしいです。
ともに知名度はそこそこ高い言い方になるでしょうし、知っている人は多く存在していると思われる状況でしょう。