寄る辺は「頼みとして、身を寄せることができる場所のこと」。
特定の人にとって頼りになる人がいる場所という意味であり、使うことができるケースはちゃんとあるでしょう。
拠り所は「頼るところのこと、支えになる場所のこと」。
寄る辺の意味にやや似ており、明らかな差を認識することは厳しいでしょう。
拠り所の方がメジャーな言い方です。
「寄る辺」の意味
寄る辺とは、頼みとして、身を寄せることができる場所のことです。
特定のケースにおいて、頼りになる場所とか、頼りになる人という意味で使っていくことができる言葉になります。
寄る辺という言い方は知っている人はいますが、多くが知っているとは言い難い面があります。
つまり、知名度はそんなに高くないという言い方ができるのです。
「拠り所」の意味
拠り所とは、頼るところのこと、支えになる場所のことです。
意味としては、寄る辺に結構近い状況であり、意味において大きな違いはないと言えるのではないかと思われます。
でも、寄る辺と比べると、こちらの方がメジャーであると言えますし、使用頻度も高くなるでしょう。
そこに関しては違いになると評価できると思われます。
「寄る辺」と「拠り所」の用法や用例
「人には少なからず寄る辺と言える場所がある。
特定のケースにおいて、頼りにできる、身を寄せることができる場所はいくつか存在しているんじゃないかと思うんだ。」
「拠り所があれば、いざというときに頼りにすることができる状況と言える。
そういう部分は精神的な安定に寄与することができるんじゃないかと思っているんだ。」
寄る辺と拠り所は意味はそこそこ近い
寄る辺と拠り所については意味はそれなりに近いです。
明らかな意味の差はないと思われるので、そこはきちんと頭に入れておきましょう。
ただ、両者は知名度の部分で差を感じることができるのではないかと思われます。
基本的には拠り所の方がメジャーなので、そういった点については知っておいた方がいいのではないかと思われます。